縦の距離だし、出せていますか?
ボルダリングを始めて、どんどん高いグレードを目指していくと、絶対につきあたる問題の1つに「距離だし」があります。
横に、斜めに、そして、縦に、飛び出すけど、全然届かない。
クライマーならそんな経験が誰しもあるはず。
今回は、縦への距離だしについて、良い動画を紹介させていただきます。
実際に、見ただけで、私は高さがより高くなりました。
ワールドクラスのクライマー楢崎智亜さんや、野口啓代さんらを支える、プロのトレーナー「千葉啓史」さん。
今回の動画では、「縦の距離だしをチバトレする」ということで、撮影されている内容ですが、実は見るだけで、距離を出せる部分があったので、
ちょっとポイントアップしてまとめてみました。
動画としては、クライマーである、野村 真一郎さんをチバトレするというもので、一見、自分の身体を調整してもらわないならあまり意味がなさそうに見える動画です。
実際、動画の中も倍速が多く、クライミング技術を伝えるようなものではありません。
が、注目してほしいのは、施術前後の距離だしの下半身の使い方なんです。
気づいたのは、開始 0:40~のキャンパシングの動きと、施術後、7:10~のキャンパシングの動き。
明らかに違ったのは、「ひきつけの際に、膝の高さが高くなっていること」なんです。
千葉さんは、「注目したいのは手を出した時の体軸のズレ」と言っており、実際に体軸のズレは重要だし、
チバトレをやることで、身体のパフォーマンスがあがるのは明白です。
難しいことはわからない!という人や、まだうまく身体が使えていない僕がみて、「これならできる!!」と思ったのは、
【ひきつけの時に、膝を上げる!】でした。
実際に、開始10:00くらいで比較動画がありますが、明らかに、膝の引き上げ速度と、引き上げる高さが違っています。
実際にジムに行ってみて、やってみましたが、高くあがるんです!!
一つの気づきとして、紹介させていただきました!