トップクライマー2人の足の使い方を分析する??
今回の動画紹介は、チバトレから新しく、トップクライマーの足使いを徹底検証するという動画があり、さっそく見てみたので、それを紹介。
【クライマー】
野村真一郎さん
村井隆一さん
どちらも、コンペそして、アウトドアクライミングでは有名なクライマーのお二人。
1手の繰り出し方が異なる2人
クライミングの面白いところが、あるセッターがつくった課題が、気持ちよく登れる場合と、登りにくいというケースがあったりすると思います。
自分の登り方にあった、身体の使い方を学べるのではないでしょうか。
動画の中で二人の登り方の意識に決定的な違いがあったのがこちら。
村井隆一さん
「手を出すときとかも、どんぐらい伸ばせば届くかというよりも、身体の重心を起点に登っているので、身体の重心をどれだけ動かせば良いかを意識している」
野村真一郎さん
「(足の)つま先を中心に考えている。つま先の親指に力をいれて下半身を固めて、へそのいちで次のホールドの位置のきかせかたを考えている」
全然違うお二人。皆さんは、1手をとるとき、どんな意識で動いていますか?
足、そして親指はどんな力の入れ方をしていますか?
感覚だけではなく、それを言語化してお二人が力の入れ方を説明しているのが面白いパートです。
動画を見るとわかりやすいのですが、どんな足の指の使い方をしているか、どんな力の入れ方をしているかが全然違いました。
野村真一郎さんは、つま先といっても、親指が横に曲げ、指の側面で、しっかりと力を伝えるような、力の使い方をしています。
一方、村井隆一さんは、親指の腹を使うイメージで、横に曲げず、上から下に余すことなく、力を加えているというイメージでした。
現在、お二人が使っているクライミングシューズはアンパラレルのレグルスだそうですが、同じシューズであっても、これだけ力の使い方が違っていました!
最後のパートは、クライミングシューズを使って、足、そして足首の使い方をしているかを説明しています。
僕は、どちらかというと、親指の腹を使っているので、野村真一郎さんの足の使い方はすごい発見でした。
早く、後編が見たい!